メカニカルベルトファスナーシステム
動かす物が何であれ、ダウンタイムを最小限にしてアウトプットを最大化することが常に最優先の事項です。そしてそのことは、お使いのコンベヤベルトをスプライスする方法に大きく影響を受けます。大半の場合、ベルトコンベヤの運用では、次の一般的なスプライシング方法のいずれかまたは両方を用います。それはメカニカル ベルト ファスニングまたは加硫です。
メカニカル ベルト ファスナーと加硫
メカニカル ベルト ファスニングは、金属のヒンジまたはプレートでコンベヤベルトの両端を接合する工程です。加硫は、熱もしくは化学薬品でベルトの両端を接合する工程です。
熱いか冷たいかにかかわらず、重搬送コンベヤベルトの加硫は時間のかかる工程であり、ベルトの両端をカットして剥き出しにする際に、特殊なスキル、高額の機器、極めて高い正確性が求められます。また溶剤、接着剤、そして互換性のあるカバーや充填素材に関する詳細な知識も求められます。
メカニカル ベルト ファスニングではメカニカル ベルト ファスナー(またはコンベヤベルト レーシング)が使用されます。メカニカル ベルト ファスナーは強度と耐久性を兼ね備え、値段も手ごろで取付けも簡単です。
重搬送ベルト ファスナーのタイプ
石炭、セメント、鉱業、採石といった重搬送用途には、2つの主要なベルト ファスナーのタイプがあります。ヒンジプレートとソリッドプレートです。多くの場合、ヒンジプレート ファスナーは小型のプーリと一緒に使用され、ベルトのそれぞれの端に取り付けられた後、接合されてピンで固定されます。ソリッドプレート ファスナーは、ベルトの両端に取り付けられて接合される、1枚のプレートで構成されています。ソリッドプレート ファスナーはより大きなプーリと一緒に使用され、隙間のないスプライスが求められる用途に使われます。これらのファスナーは(ベルトのタイプと用途に応じて)ボルト、リベット、またはステープルでベルトに取り付けられ、様々な金属のものが利用可能です。
軽搬送ベルトファスナーのタイプ
農業、手荷物、食品、ランドリーといった軽搬送用途には、フックおよびレーシング式のファスナーがあり、ベルトの両端に取り付けられた後、ヒンジピンで接合されます。取付け方法は機械の使用から手工具の使用まで様々であり、また各種の金属やプラスチック、そして時には食品等級の素材を用いたファスナーが利用可能です。
適切なメカニカルベルトファスナーシステムを選択することは、ベルトのスプライシングにおける最も重要なステップの1つです。

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