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効果的なコンベヤベルトリップリペアのすべきこととしてはいけないこと

コンベヤベルト スプライスのリペアパッチ
ベルトパッチと Flexco® ボルトソリッド プレート ファスナーで修理されたスプライス。

あなたのベルトローラーのひとつが故障して割れて開き、巨大なピザカッターとなってベルトに膨大なリップをもたらしました。あなたの作業がぴたりと止まって、修理をするサービス作業員を呼ぶ予算もない、もしくは今日世界で起こっているように人員不足で彼らがすぐに来ることができません。しかし、あなたには締切があり、その作業を中断する余裕がありません。

リップリペアファスナーであなたのベルトを修理する時です。

始める前に...  

リップリペアファスナーが早くて使いやすいとはいえ、このリップリペア動画をのぞいてみることをお勧めします。この動画では、技術専門家のラス・ハインツがFlexco® ボルトソリッド プレート ファスナーでコンベヤベルトのリップリペアを行う方法をご案内します。ラスも丁度、リップリペアのベストプラクティスのブログで、リペア前にご覧になると役立つことを書きました。 

さてそのヒントです... 

私達はリップリペアについて本当に多くの質問を受け、世界中の作業者からファスナーの取付けをする際に努力と時間の短縮を最大化する方法について沢山のフィードバックも受けています。ですので、私は現場の技術者、トレーニング専門家、領域マネージャーに連絡をとり、リップリペアの「するべきこと」と「してはいけないこと」をリストにまとめました。

まず、「するべきこと」です。 

するべきこと どこにリップがあるかによって、ベルトの上側または下側のどちらからでもリップリペアファスナーが取付けられることを知っておきましょう。標準のスプライスの取付けとは違い、リップリペアはテンプレットを使用せず、いちどにひとつのファスナーだけを取付けるので、作業を完了するのにベルトの上側まですべての工具を引きずる必要はありません。   

するべきこと 穴をマークするテンプレートとしてファスナーを使います。プレートが固定された時にベルトがしっかり引き締められるように外側の端に傾けて穴を開けます。

コンベヤベルトファスナー
穴を空ける時に、少しサイズを大げさにとりながら、テンプレートとしてファスナーを使用します。

するべきこと 一方の端から始め、反対側の端に向かってファスナーを取付けます。従来のスプライシングでは、端から始めて中心に向かって作業することを薦めます。リップリペアでは、ひとつの端から反対側に向かってファスナーを取付けます。   

するべきこと最初に角にファスナーを適用し、そしてパッチを適用する時に側面適用します。これによりパッチが固定されリップリペアを続けることができます。  

するべきこと 搬送する材料に従ってファスナーの間隔をあけます。すき間から材料が漏れ出ないようにする必要があります。砂のように細かい材料は、それぞれのファスナーの間隔を狭くします。Turtle #16 ファスナーを使用する場合は、より恒久的なソリューションができるまでの最善処置として、それぞれのファスナーの間隔を 4 から 6 インチ空けます。  

するべきこと プーリの上を滑らかに移動させるため 3 ボルト式リップリペアファスナーをベルトの端に垂直に取付けます。  

するべきこと 持ち運び式手動または電動ツール、穴開けビットまたは穴ぐりビット、レンチ、ボルトブレーカーをはじめとし、芯体の整合性を維持するためにリップリペアファスナーを取付ける時は正しいツールを使います。  

するべきこと ベルトでボルトエンドフラッシュを磨きます。プロによるアドバイス:ボルトを抜き取る作業のスピードを上げるためにグラインダーを使用できます。ナットの中に小さなくぼみを作ってクラッキングチゼルにマッチさせるだけで、プレートを交換するためにグラインディングホイールも使用でき、早く簡単に取り除くことができます。ただしグラインダーでベルトに損傷を与えないように注意してください。  

次は、「してはいけないこと」です。 

してはいけないこと 3 ボルト式リップリペアファスナーをベルトの縦に取付けてはいけません。プーリ上の滑らかな稼働のために、3 ボルト式リップリペアファスナーはベルトに対して必ず横に取付けられます。   

してはいけないこと リペアがトラフィング接合点にある場合は、3 ボルト式ファスナーを使用してはいけません。それらはとても大きすぎて曲がらず、それがへこんでいる時にベルトにストレスを与えてさらなる損傷の原因になります。 

してはいけないこと リップリペアファスナーをベルト幅の 25% を超えて横のリペアに使用してはいけません。この程度の損傷が続いているベルトがあれば、損傷したベルトを切り取り、新しいメカニカルベルトファスナースプライスを取付けます。  

してはいけないこと スプライスを完了する際に、ベルトの端を接合するのに 3 ボルト式リップリペアまたは Turtle ファスナーを使用してはいけません。Turtle ファスナーはこれにふさわしくなく、3 ボルト式ファスナーは決してプーリをまたいで縦に移動しません。  

最後に

私の最後の最も重要なアドバイスは、リップリペアには必ず適切なファスナーを使用するということです。素早く簡単なリップリペアには、ベルト厚が 1/4 から 1-1/4 インチ(6 mm から 32 mm)まで対応可能なFlexco リペアファスナーをお薦めします。特別に長いボルトと一緒に使用する場合は、最大のベルト厚は 2 インチ(50 mm)です。それらは、素早く簡単な取付けのために、比類ないプレート圧縮とバイロットボルトを提供します。Flexco はベルトを修理してバックアップし、すぐに稼働するのに必要な全てのツールとファスナーを含むリップリペアキットも提供します。

アーロン・ロッソ、シニアプロダクトマネージャー著 

ロッソ氏は、Flexcoの重搬送メカニカル ベルト ファスナープログラムをグローバルに管理しており、プログラムビジョンと戦略、製品開発計画、製品ラインポートフォリオ、プロモーション、PRとコミュニケーション、価格設定、収益性を担当しています。ロッソ氏はウェスタンミシガン大学で財務学士号を取得し、ノースウェスタン大学のケロッグ経営大学院(マーケティング&ストラテジー)にて経営学修士号を取得しました。

公開日

July 09, 2020

製品グループ

  • ベルトメンテナンス工具
  • メカニカルベルトファスナーシステム

問題

  • ダウンタイム
  • ベルトの損傷
  • ベルトの摩耗
  • メンテナンス