業界
砕石
用途
米国中西部の砕石現場
製品
Flex-Lag® Weld-On™ ラバー プーリ ラギング
目的
クリーナーの整合性向上を目的としたラギングの対応策
コンベヤの詳細
3 プライ × 330 ベルト
ヘッドプーリに取り付けられたラギング
ヘッドプーリのプレクリーナー
問題
米国中西部のある砕石現場のラギングシステムは、元の位置に差し込み、保護のためにどちらかの端に溶接されるストリップから構成されています。取付け後、ストリップの間に大きな間隙があることが明らかとなりました。これによりクリーナーブレードが間隙に引っかかってしまいました。ブレードとベルトの接点が一致しない場合、ブレードはすぐに摩耗してしまいチャタリング音が発生します。この結果、購入や交換品の取付けを行うために必要のない費用がかかっていました。
解決策
この会社では、プレクリーナーと整合するようなラギングの対応策を見つける必要がありました。歯車のデザインは特許取得済みで取付けも容易なため、Flex-Lag® Weld-On™ ラバー プーリ ラギングは効果的な解決法を提供できます。現在使用しているラギングとは異なり、この溶接性ゴム製ラギングは装着にあたり切断の必要がなく、プーリ上へと適切に装着するように製造されたものでした。加えて、Flex-Lag® Weld-On™ ラバー プーリ ラギングを取り付けることで、ストリップ間の幅広い間隙を解消しました。
結果
Flex-Lag® Weld-On™ ラバー プーリ ラギングによりクリーナーの整合性に関する問題は減り、結果この施設の状況は大幅に改善しました。導入したことで、プレクリーナーのブレードに摩耗は見られなくなり、交換の必要もなくなりました。テンション調整およびブレード交換というメンテナンスに伴うダウンタイムは、大幅に減少しました。一般的な砕石現場では、ダウンタイムにかかる平均費用は 1 時間あたり 1,000 ドルであるため、これを節約することは極めて重要です。ブレードはヘッドプーリに沿ってスムーズに動作し、かつ、新しく取り付けたラギングにより大きなチャタリング音は完全に解消しました。直近のラギング導入が成果を上げたことに基づき、顧客は、他のスライド式ラギングを溶接性ゴム製ラギングへ交換する方向で検討していることを明らかにしました。