業界
石けんおよび洗剤の生産
用途
洗剤の処理加工
製品
FGP 食品等級プレクリーナー
目的
生産過程での廃棄物減少
キャリーバックの減少
メンテナンス時間の短縮
コンベヤの詳細
ホワイトPVC
問題:
ある大規模な洗剤製造工場に配置されているメインの排出コンベヤで、
過剰なキャリーバック、ベルトの滑り、および設備の
信頼性に関する問題が発生していました。本来のコンベヤ設計に付帯していたブラシクリーナーには
巨大なブラシが付いていましたが、生産物をベルトから除去して下で回収するのでなく、
そこに集めるようになっていました。そのせいでブラシの毛が
引っかかり、クリーナーの効率を低くしていました。生産ラインを維持して製品が流れ続けるようにするために、
メンテナンスチームはブラシを物理的にクリーニングするか、定期的に
交換および調整する必要がありました。
解決策:
Flexcoの担当者が別のベルト用のファスナーを特定していたところ、洗剤製造ラインで発生している問題に気づきました。FlexcoのFGP食品等級プレクリーナーが食品業界で上げている成果を知っていたその担当者は、粉末洗剤の摩耗性と粒度の高さに対処すべく、それを推薦しました。この場合、金属検知が可能な食品等級のUHMWブレードを備えたFGP食品等級プレクリーナーが選ばれたのは、耐摩耗性が高いというUHMWの特性と、ブレードの小さな破片ができた場合、生産過程の先にある金属検知器でブレードの素材を検知できるという事実が理由でした。
結果:
FlexcoのFGP食品等級プレクリーナーは洗剤製造ラインにすぐさま効果をもたらし、キャリーバックを98%除去するとともに、1日あたりの生産量を少なくとも100キログラム押し上げました。また業務マネージャーは、ベルトからのキャリーバックに弱いコンベヤ部品の信頼性が高まり、より長期にわたって稼働できていることにも気づきました。そしてメンテナンスチームは、清掃の必要がなくなり、ベルトの寿命が長くなったことに喜んだのみならず、テンショナーによってブレードとベルトが安定して接触し、クリーナー調整の必要がなくなると同時に、全体的なメンテナンスチェック作業の手間が減ったことに感銘を受けました。